髪の毛とははかないものです。
私は20代前半から徐々に額が後退し始め、36歳の時、急激に頭頂部が薄くなりました。
江戸時代の武士が前頭部から頭頂部の髪の毛をまるまる剃って「月代(さかやき)」を作っていたのは、
「年かさの上司はたいてい薄毛だから、下の若い者もそれにならって薄毛風スタイルにしておこう」という年長者への配慮?忖度?からだった—という説があります。
上司の「薄くなったな」が薄毛の原因を調べるきっかけに

頭頂部が目に見えて薄くなったときは何ともいえない気持ちに。
ふさふさの髪の毛とは、こんなに早くお別れしないといけないのか…と悲しくなったものです。
とはいえ、薄毛治療には抵抗もあって、誰かに「薄くなった?」と指摘されるまでは放っておこうと思っていたところ…
口さがない上司がデスクワーク中の私の頭を上から覗きこみ、にやにやしながら「おい、薄くなったな」と一言。そんなにはっきり言うか?と頭に来ましたが、まあ、この一言で、薄毛治療を始める決意が固まりました。
まず調べたのは、薄毛の原因。
いちばん多いのは、遺伝的なものだと言われています。
薄毛の原因はジヒドロテストステロン(HDT)が毛母細胞を弱らせること

遺伝的な薄毛を引き起こしているのは、男性ホルモン「ジビドテストステロン(DHT)」だということが分かっています。
ジヒドロテストステロンは、よく聞く男性ホルモン「テストステロン」が変化したものです。
ジヒドロテストステロンは、毛包(かんたんにいうと毛穴です)の管の壁にある毛母細胞を弱らせます。具体的には、細胞の分裂を止めてしまいます。
この毛母細胞は、「発毛力」の源。毛母細胞がダメージを受けると、髪が抜け落ちます。
遺伝的な薄毛体質の人は、「毛母細胞がジヒドロテストステロンの影響を受けやすい人」です。つまり「毛母細胞がジヒドロテストステロンに弱いタイプの人」ということです。
定番のAGA治療薬①フィステナリド配合の「プロペシア」

遺伝的な薄毛を克服するにはまず、毛母細胞にとっての天敵・ジヒドテストステロンの悪さを何とかする必要があります。
この記事で、薄毛治療の定番の薬として紹介するのは2つですが、
その1つが、「プロペシア」です。
ジヒドテストステロンの影響を抑える成分「フィステナリド」
プロペシアの主成分「フィステナリド」には、ジヒドロテストステロンの生成を抑える作用があります。
プロペシアは主成分そのままで「フィステナリド」と呼ばれることもあります。
たぶん、皆さんがAGAクリニックに行くと、プロペシアが処方されることが多いと思います(ジェネリックもあります)。
くわしくはクリニックで医師に話を聞くのが一番良いですが、プロペシアを服用する際には注意点があります。
フィステナリドの注意点 妊婦さんに触らせては絶対ダメ!
プロペシアの主成分フィステナリドは、先ほども書いたように、男性ホルモン・ジヒドロテストステロンの生成を抑える働きがあります。妊婦さんがフィステナリドに触れると、胎児が男の子だった場合、成長に異常が現れるリスクがあると言われています。フィステナリドが胎児の男性ホルモンの働きを止めてしまうからです。
ご夫婦でこれから妊活を考えている方は、薄毛治療は後回しにした方がいいかもしれません。
定番のAGA治療薬②ミノキシジル配合の外用薬or内服薬

定番の薄毛治療薬の2つめは、ミノキシジルです。薬の名前ではなく成分名ですが、薬は何種類かあるので「ミノキシジル」で通します。
もともとは血圧を下げる薬→「毛深くなった」との報告相次ぎ薄毛治療に
ミノキシジルはもともと、血圧を下げる薬として開発されたもの。血管を拡張して血流をよくする効果があります。
この薬を飲んだ人から「毛深くなった」という報告が相次いだことから、発毛薬として転用されるようになりました。
ミノキシジルには「毛母細胞を活性化させる効果」がある
ミノキシジルを飲んだ人がなぜ毛深くなったのか?
この謎はのちに判明します。ミノキシジルには、血管拡張効果のほかに、「毛包(毛穴)の管の中にある毛母細胞を活性化させる」というもう一つの効果があったのです。この働きによって、毛母細胞の分裂が盛んになり、髪が太く成長します。
薬は塗るタイプと飲むタイプの2つ 厚労省は塗るタイプのみ承認
ミノキシジルには塗るタイプ(外用薬)と飲むタイプ(内服薬)があります。
日本国内で、厚生労働省の認可を得て発売されているミノキシジル配合の薬は、外用薬のみ。大正製薬の「リアップ」が有名です。
飲むタイプのミノキシジルは、薄毛治療薬としては正式に承認されていない、というのが現状だそう。もともとが血圧を下げる薬ですし、副作用を含むリスクがはっきりしていない、というのがその理由です。
ただ、リスクについては「慎重に」という声と「そんなに重く見なくても…」という意見の双方があります。AGAクリニックでは、飲むタイプのミノキシジルを処方しているところもあります。
かくいう私も、飲むタイプのミノキシジルを服用しています。
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薄毛治療は原因と対策を知ることから
まず無料カウンセリングで相談を!
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飲むミノキシジルのリスクが心配な人は、まず市販の「塗るミノキシジル」から始めるのが良いと思います。
先ほども書いたとおり、メジャーなのは大市買う正製薬の「リアップ」です。

飲むタイプのミノキシジルの注意点4つ
以下、飲むタイプのミノキシジルに関する注意点を2つ挙げます。
飲むミノキシジルの注意点①血圧が低い人は飲めません
ミノキシジルは先ほど書いたように、もともとは血圧を下げる薬。血圧が低い人は、飲めません。
私は血圧が高めなので、渡りに船…という感じで飲んでいます。
飲むミノキシジルの注意点②「初期脱毛」で飲み始めは髪が抜けます
ミノキシジルの服用初期には、髪が抜けることがあります。
これは、「初期脱毛」と呼ばれる現象で、薬が効いている証拠。この時期を過ぎると、太い髪が生えてきます。
初期脱毛に驚いて、服用をやめてしまう人もいるようですが、ぐっとガマンして飲み続けるのが吉です。
飲むミノキシジルの注意点③全身毛深くなります
ミノキシジルの「毛母細胞を活性化させる効果」は、髪の毛だけでなく、体毛にも作用します。
これは私も体験済み。産毛程度だった手の甲の毛が、若干濃くなったり、すねが前より毛深くなったり。
ただ、気にするほど体毛がもじゃもじゃになるわけではありません。
「髪の毛は濃くしたいけど、体毛は薄くしたい」などというのは、ワガママというもの。
どうしても体毛を濃くしたくない人は…脱毛に通ってください!
飲むミノキシジルの注意点④体調をモニタリングしましょう
先ほども書いたように、飲むタイプのミノキシジルは厚生労働省は正式に認可していません。
どんなリスクがあるか検証しきれていない、というのが実際のところです。
飲むタイプよりも、塗るタイプの方が安心、ということは言えると思います。
私はかかりつけ医のアドバイスに従って、血圧のチェックと、3~4か月に1回の血液検査を受けています。
血液検査は、主に肝臓への影響を見るため。飲み始めて5、6年経ちますが、今のところ、異常は出てません。
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あれ?薄くなった?気になり始めたら
まず無料カウンセリングで相談を!
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飲むミノキシジルのリスクが心配な人は、まず市販の「塗るミノキシジル」から始めるのが良いと思います。
先ほども書いたとおり、メジャーなのは大市買う正製薬の「リアップ」です。

薄毛治療のタイパとコスパを考えるなら、フィステナリド&ミノキシジル
ここまでの話を整理すると、遺伝性薄毛の原因は、男性ホルモン・ジヒドロテストステロン。
このジヒドテストステロンが毛母細胞を弱らせます。
フィステナリドとミノキシジルを使った薄毛治療は、効果が出るのが早く、タイパが良いといえます。
有効成分の効果もはっきりしているので、遠回りせずに結果を出せるという意味でコスパも高いです。
ただ、飲み続けていればフサフサをキープできますが、服用をやめると、また薄毛に逆戻り。
服用を続けている間はランニングコストがかかります。
フィステナリドは「駆除剤」、ミノキシジルは「肥料」

髪を森林に例えるなら、ジヒドロテストステロンは木の芽を枯らす害虫のようなもの。
その害虫をやっつける「駆除剤」に当たるのがフィステナリドです。
そして、木の芽の成長を促進する「肥料」の役割を果たすのがミノキシジルです。
遺伝性の薄毛の治療は、フィステナリドとミノキシジルが「2本柱」と言えます。
薄毛に悩む人は、まずこの2つを軸に治療に当たるのが良いと思います。薄毛の要因は、栄養不足、不摂生などいろいろありますが、一番多いのは「遺伝」。
遺伝性の薄毛に対応する「フィステナリド&ミノキシジル」が、最初に考えられる一番コスパのよい治療法だと思います(わたしも、この2つの薬がてきめんに効いたので、やはり遺伝性の薄毛だったようです)。
フィステナリドの処方価格は1か月あたり6000円~8000円
(ジェネリックは月3000円~5000円ほど)
クリニックでフィステナリドの処方を受けると、薬代は先発薬のプロペシアで1か月あたり6000円~8,000円。ジェネリックなら月3000~5000円ほど、というのが相場のようです。
飲むミノキシジルの処方価格は1か月あたり7000円~15000円
(塗るタイプは3000円~10000円ほど)
飲むミノキシジルの処方価格は、1か月あたり7000円~15000円ほど。
塗るタイプはもう少し安いようです。ちなみに塗るタイプは、処方箋がなくても買えます。代表格が「リアップ」です。ドラッグストアのほか、通販でもOK。
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迷ったらクリニックで相談を!
薄毛治療対応のクリニックはいま、いろんなところにありますね。
近所で探してもいいですし、職場の近くで探すのもいいと思います。仕事が忙しい人のためのオンライン診療対応クリニックもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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