ワイシャツ、ネクタイ、革靴、バッグ…みな消耗品(高いのに)
スーツで会社に行く生活を始めると、何かと服装にお金がかかります。
スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、靴下、革靴、ベルト、バッグなどなど。
スーツ生活を始めて数年経つと、こうしたビジネスユースの服やグッズも「消耗品」だということが分かります。革靴なんかは高い上に寿命が短いので、買い替えるときには結構な出費ですよね。
サラリーマンの必須アイテム「長持ちしない順」ランキング
サラリーマンの必須アイテムを「長持ちしない順=買い替え頻度高い順」にランキング化すると、こんな感じでしょうか。
(腕時計はピンキリの振れ幅を大きすぎるので、ランキングの対象外とします)
長持ちしないランク1位=靴下
靴下はまあ、すぐ穴が空きますね。ナイロンやポリエステルのものなら頑丈ですが、汗を吸わないので靴下の中が蒸れて、足の臭いが発生しやすくなります。
足の蒸れと臭いを防ぐためには、耐久性は捨てて、綿100%の靴下を選ぶのが賢明です。
▼この話、こちらの記事に書いています。

長持ちしないランク2位=ワイシャツ
ワイシャツは体を動かすたびに摩擦が起きるので、袖口が擦り切れたり、襟元が擦り切れたり。寿命は短いです。私の場合は大体、肘の部分が破れてジ・エンドです。
パソコンを使うとき、肘をついていることが原因と思われます。
長持ちしないランク3位=革靴
革靴といえば、オールデンだのジェイエムウエストンだのと、高級品を「一生もの」として買う人もいますが、靴ってやっぱり消耗品です。ソールは歩くうちに削れるし、アッパーの皮革もだんだん傷んでいきます。
私は、「靴=消耗品」と割り切って、ヘタったら買い替えます。
足にたくさん汗をかく体質なので、ずーっと愛用しているのが「通気性のあるビジネスシューズ」。消耗品なので、コスパも重要。オススメの商品を2つ、別の記事で紹介しています。
▼おすすめ①アシックス「ランウォーク・ゴアテックス」

▼おすすめ②アシックス商事「テクシーリュクス・ゴアテックス」

長持ちしないランク4位=バッグ
長持ちしそうで、意外と寿命が短いのがバッグ。
荷物の出し入れを繰り返すうちにパーツが壊れがちです。
バッグ自体もいろんなところに運んでは、置いたり、持ち上げたり、放り投げたりを繰り返すので、気が付くとボロボロになっていたりします。素材にもよりますが。
いくつものブリーフケースを使い、リュックにも手を出して、私が最後にたどり着いたのが「トートバッグ」。
決してフォーマルではありませんが、PCやら水筒やらを持ち歩くため荷物が重くなりがちな昨今では、「PCバッグメーカーが作るトートバッグ」が機能的で頑丈で、しかも安いので重宝します。
この話は、こちらの記事で紹介しています。
▼機能的で高コスパ!ビジネスバッグは「PCバッグメーカーのトートバッグ」がおすすめ

長持ちしないランキング5位=ネクタイ
ネクタイは大抵、シルク製ですね。なぜそんな繊細な素材を…とずっと不思議なのですが。
とはいえ、着用時に摩擦で擦り切れたりすることはあまりなく、傷むことは少ないです。
「ネクタイあるある」が、カレーやケチャップをこぼしたり、油を飛ばしたりしてオシャカにするパターン。
大体ランチタイムに事故を起こして、汚れたネクタイを捨てる…ということが多いです。
長持ちしないランク6位=スーツ
スーツは結構長持ちします。体形が変わらない限り、買い替えることはまずありません。
酔っぱらって転倒し、スラックスの膝がぱっくり避けてダメにした…という経験はありますが、折り目正しく生活していれば、スーツは長持ちアイテムと言えると思います。
長持ちしないランク7位=ベルト
サラリーマンの必須アイテムの中で、もっとも長持ちするのがベルト。
体を動かすことによる摩擦はないので、まず傷みません。汚れる心配もなし。
長年使っているうちに歪んでくることはありますが、それは「体型にフィットしてきた」とも言えます。
と、いうわけで…
必須アイテムの中で1つだけ高級品を買うなら、ベルトを選ぶべし
あれもこれも必要なサラリーマンの服装の中で、1点豪華主義をとるなら、ベルトがいいでしょう、というのがここまでの結論です。なぜなら、もっとも長持ちするから。
「いいものを長く使いたい」なら、ベルトを高級品にするのがいちばん後悔しません。
オシャレは足元から、とよく言われるので、オシャレの達人を目指すなら「革靴にお金をかける」のが王道かもしれません。でも、後悔する確率も高いです。靴はホントに傷みやすいので。
ベルトのサイズ表記は「バックルの付け根から真ん中のベルト穴まで」
=ウエストサイズとほぼ同じと思えばOK
ベルトを通販で買うときに悩むのが、サイズ選び。
ベルトのサイズ表記は、なじみがないので分かりにくいようですが、簡単です。
サイズは「バックル(留め金)の付け根から真ん中のベルト穴までの長さ」で表します。つまり、ウエストサイズと思っていればほぼOKです。
私はウエストが80cmなので、サイズ表記「80」の物を買えばよい、ということになります。
ベルトの穴は大抵5つ。真ん中の3つめの穴を使うと、剣先が15cmほどになり、バランスがいいと言われています。80サイズのベルトなら、全長は95センチほどに設計されています。
海外製品はインチ表記の場合も 30=76cm 32=81cm 34=86cm
海外製品のサイズはインチ表記の場合もあります。1インチは2.5cmです。
日本人男性の標準的なサイズの「インチ=センチ」対応をみると、こうなります。
・30インチ=76cm
・32インチ=81cm
・34インチ=86cm
・36インチ=91cm
ベタなハイブランドではなく、老舗レザーブランドの質実剛健な一品を
いわゆるハイブランドの商品は、無駄に高いだけ。特に、バックルにブランドロゴがデカデカとあしらってある悪趣味なものは、決して選んではいけません。
それよりも、レザー専門ブランドの質実剛健な一品を買うのが賢い選択だと思います。
ヨーロッパの老舗革製品メーカーなどが作る「一生モノ」の高級ベルトを7つ紹介します。
イギリスの老舗①エッティンガー(ETTINGER)
まずは、イギリスの三大ブランドから。
最初に紹介するエッティンガーは何といっても、イギリス王室御用達。
チャールズ国王が皇太子時代からお気に入りだったことで知られています。格式とブランドイメージの高さでは一番です。
ゲリー・エッティンガーが1934年、ロンドンで創業。エッティンガー家は代々、イギリス軍の縫製職人を務めた家系だそう。
エッティンガーの革製品には、高品質なブライドルレザーが使われています。
財布の外側と内側で色を切り替える「コンビネーションカラー」の発祥はエッティンガーだと言われています。
この財布は評判が高くて、2001年には英国で「ギフト・オブ・ザイヤー」に選ばれています。
ベルトは英国らしく、上品で落ち着きのあるデザイン。価格は33000円前後です。

イギリスの老舗①グレンロイヤル(GLENROYAL)
イギリス三大ブランドの2つめはグレンロイヤルです。
グレンロイヤルは、スコットランドの中西部、エア・シャーに拠点を置くレザーブランドです。
1979年創業。英三大ブランドの中では後発です。
グレンロイヤルも、高品質のブライドルレザーを使った製品が有名。
英国発祥のブライドルレザーは、もともと馬具用に造られた牛革のこと。耐久性の高さが特徴です。革の表面に蝋を染み込ませているため、使い始めは白い粉が浮き出ています。使い込むうちに粉が取れて、なじんできます。
ベルトは何種類かあって、どれも上品なデザイン。価格は20000円~25000円ほど。
ブックカバー、コインケースなどの小物も充実していて、ラインアップを見ているだけでワクワクします…!

イギリスの老舗③ ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)
英国三大ブランドの最後は、ホワイトハウスコックスです。
創業は1860年。三大ブランドの中でもダントツで最古参です。創業の地はバーミンガム北西のウォルソールという街。
ブランド名は、創業者2人、ホワイトハウスさんとコックスさんの名前をくっつけたもの。
元々は乗馬用の鞍や手綱などを作ってた高級馬具メーカーで、貴族の支持を受けていたそう。
第一次世界大戦のあと、自動車の普及で馬具の需要が下火になると、英国軍向けのベルトやガンケース、ペット用の首輪など、製品を多角化していきます。
長い歴史を誇るホワイトハウスコックスですが、残念ながら2022年に事業廃止に。経営を引き継ぐ人が見つからなかったのだそうです。
このため、いま買えるホワイトハウスコックスのベルトは、いわゆるデッドストックです。
今後は入手困難になるでしょうから、手に入れるなら今のうち。
ホワイトハウスコックスも源流が馬具メーカーだけあって、ブライドルレザーを使っているのが特徴です。
価格は20000円~。すでに品薄です。
下の写真のベルトも、もちろんブライドルレザー。染み込ませた蝋の白い粉が浮きでているのが分ると思います。

イタリアの老舗①ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
ここからはイタリアのブランドです。最初に紹介するのはボッテガヴェネタ。
創業は1966年。イタリア北東部ヴェネト地方のヴィチェンツァで、ミケーレ・タッディとレンツォ・ゼンジアーロの夫妻が作った革工房が発祥です。
「ヴェネト地方の革職人を集めて、伝統的な手作業で良質な革製品をつくる」ことがブランドコンセプト。
ブランド名は「ヴェネトの工房」という意味です。
ボッテガヴェネタの象徴的なデザインが、職人が手作業でメッシュ状に編み込んだ「イントレチャート」。
この編み込みのデザインは、ベルトにも使われています。
ただしこのベルトを着こなすのは、イタリアの伊達男じゃないと難しいかも…。
若造がうっかり手を出すと「あいつ、なんかチャラチャラした編み込みのベルト着けてんな」という目で見られるかもしれません。
着こなす自信のある人だけ買ってください。イントレチャートのベルトは80000円ほど。この記事で紹介するベルトの中では断トツで高いです。

イタリアの老舗②イル・ビゾンテ(IL BISONTE)
イタリアの老舗ブランド、2つ目はイル・ビゾンテです。
イル・ビゾンテの始まりは1970年。レザーバッグ職人のワニー・ディ・フィリッポと、その妻ナディア・フィリッポが創業しました。拠点はトスカーナ地方のフィレンツェです。
イル・ビゾンテの特徴は「ベジタブルタンニン鞣し(なめし)」という伝統的な手法を使っていること。
樹皮や葉から抽出した天然成分タンニンを使って革をなめす、という手間のかかる技術です。
この手法で仕上げた革は、使い込むほど味わいが増すと言われ人気が高いです。
やはりイギリス製のものと比べると、フォーマル感は薄いです。ちょっとトガりたい人におすすめ。
価格は20000円~32000円ほど。

イタリアの老舗③フェリージ(Felisi)
イタリアの老舗3つめはフェリージです。
創業は1973年。アレッサンドロ・フェリージとアンナリサ・フェローニが、イタリア北部フェラーラで始めた革製品工房が発祥です。
有名なのは何といっても、ナイロンとレザーを組み合わせたバッグ。1992年に発売され、定番化しました。
というわけでバッグのイメージが強いフェリージですが、ベルトもオシャレです。
英国の老舗のような上品でクセがないデザインが特徴。私もフェリージのベルトを長年愛用しています。
価格は30000円前後です。

イタリアの良心的ブランド オロビアンコ(Orobianco)
最初に紹介するのはオロビアンコです。
1996年設立。革製品職人のジャコモ・ヴァレンティーニがミラノ近郊のガララーテで創業したブランドです。
ブランド名は英語の「ホワイトゴールド」。プラチナのことですね。「貴重なもの」という意味もあるそうです。
バッグを皮切りに、ラインアップを広げています。職人が手作りした質の高い製品を、老舗ブランドと比べるとリーズナブルな価格で販売しています。良心的なブランドです。
私もオロビアンコの革×ナイロンのブリーフケースをかつて愛用していました。
ベルトのラインアップは豊富です。シンプルなデザインのものが中心。価格は9000円~17000円ほど。ブラックとブラウンの「リバーシブルモデル」もあって、面白いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんの「一生モノのベルト選び」の参考になれば嬉しいです。
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