【フラット35の失敗談】固定金利を選んで220万円損した僕の住宅ローン後悔記

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もくじ

失敗談の告白 僕はフラット35を選んで220万円損しました

いきなり結論から書きます。
僕は住宅ローンでフラット35(35年固定金利)を選んだことで、約220万円を余計に支払いました。

正確に言うと、
「フラット35を選んだこと」そのものが失敗だったというより、
当時の金利状況や他の選択肢を十分に比較しないまま、固定金利を選んでしまったことが失敗でした。

僕は新築マンションを購入した際、
借入額の 3分の2をフラット35、残り3分の1を変動金利 という、今思えばかなり中途半端な住宅ローンを組みました。

そして5年後――
結局すべてを変動金利に借り換えることになります。

この5年間で、
もし最初から変動金利を選んでいれば支払わずに済んだ利息は、およそ220万円

銀行の担当者からは、借り換えの手続きの最後にこう言われました。

「授業料ですね」

そのときは苦笑いするしかありませんでしたが、
あとになって、この言葉の重さを痛感しました。

この記事は、

  • フラット35を選んで、なぜ後悔することになったのか
  • どこで判断を誤ったのか
  • これから家を買う人が、同じ失敗を避けるにはどうすればいいのか

を、実体験ベースで正直に書いたものです。

「フラット35って実際どうなの?」
「固定金利を選んで後悔するケースってある?」

そんな疑問を持ってここに来た方には、
少なくとも“判断材料”にはなるはずです。

なぜフラット35を選んだのか|当時の判断はこうだった

今振り返ると、僕がフラット35を選んだ理由は、とてもシンプルです。
「安心そうだったから」――ほぼそれだけでした。

もちろん、何も考えていなかったわけではありません。
ただ、判断の軸が今思えばかなり浅かった、というのが正直なところです。

営業マンの「固定金利は安心です」を信じた

マンションを購入した当時、僕はディベロッパーの営業マンに紹介された銀行で住宅ローンを組みました。
いわゆる“メーンバンク”です。

そのとき、強く印象に残っているのが、この一言でした。

「固定金利は安心ですよ」

住宅ローンの知識がほとんどなかった僕にとって、
この言葉はとても説得力がありました。

金利が上がっても返済額は変わらない。
将来の見通しが立てやすい。
家計管理がしやすい。

そう説明されると、
「長いローンなんだから、安心を買うのは正解だ」
と、疑う余地がなかったのです。

リーマンショック直後で、金利が低かった

もうひとつ大きかったのが、当時の経済状況です。
マンションを買ったのは、リーマンショック直後。景気は冷え込み、金利は全体的に低い水準でした。

フラット35の金利は、当初5年優遇で年2.68%
変動金利は年1.375%でした。

数字だけ見れば、変動金利のほうが明らかに低い。
それでも僕は、こう考えました。

「この先、金利は上がるかもしれない」
「だったら、今のうちに固定しておいたほうが安心だ」

結果的に、これは思い込みでした。
当時はむしろ、金利が上がる兆しなどほとんどなかったのです。

住宅ローンを“比較”しなかった

今になって一番の反省点だと思っているのは、ここです。

僕は、
住宅ローンをほとんど比較していませんでした。

紹介された銀行のプランを見て、
「まあ、こんなものだろう」
と、そのまま決めてしまったのです。

  • 他の銀行の金利はどうか
  • ネット銀行ならどれくらい違うのか
  • 固定と変動で、総支払額はどれくらい変わるのか

こうしたことを、
同じ条件で並べて考えることすらしませんでした。

「面倒そう」
「どうせ大差ないだろう」

今思えば、この油断こそが、
後に220万円の“授業料”を払うことにつながったのだと思います。

何が失敗だったのか|固定金利を選んだ3つの誤算

フラット35を選んだ当時、僕なりに考えて決めたつもりでした。
でも今振り返ると、その判断にはいくつもの誤算がありました。

ここでは、特に大きかった3つのポイントを整理します。

誤算① 金利が上がる局面ではなかった

固定金利を選んだ最大の理由は、
「この先、金利は上がるかもしれない」という不安でした。

でも、現実はまったく逆でした。

リーマンショック後の景気低迷で、
世の中は長い低金利時代に入っていました。
変動金利はその後も下がり続け、**年0.975%**まで落ち、その水準に張り付いたままになったのです。

つまり僕は、
金利が下がり続ける局面で、わざわざ一番長い固定金利を選んでしまった
ということになります。

これは、後出しジャンケンではありません。
当時のニュースや金融政策をきちんと見ていれば、
「少なくとも急上昇する状況ではない」
という判断はできたはずでした。

誤算② 変動金利との“利息差”を理解していなかった

フラット35の金利は年2.68%
変動金利は年1.375%

数字だけ見れば、差は1%強。
当時の僕は、この差を軽く見ていました。

「1%くらいなら、安心料みたいなものだろう」

そう思っていたのです。

しかし住宅ローンは、
借入額が大きく、返済期間が長い

たった1%前後の金利差でも、
5年、10年と積み重なれば、
支払う利息の総額は大きく変わります。

実際、僕の場合は、
この“1%強”の差が、5年間で220万円という結果になりました。

誤算③ 「最悪のシナリオ」ばかり刷り込まれた

住宅ローンの説明の場で、必ず語られる話があります。

  • 変動金利は、将来上がる可能性がある
  • 急激に金利が上がると、返済が苦しくなる
  • 最悪の場合、利息すら払いきれない「未払い利息」が発生する

こうした説明を聞くと、
誰だって怖くなります。

そして、こう思うのです。

「やっぱり固定金利のほうが安全だ」

でも、この説明は一般論です。
リスクが「ゼロではない」ことと、
「それを本当に考慮すべきかどうか」は、別の話です。

当時の僕は、

  • 世の中の大半の人がどんな金利タイプを選んでいるのか
  • 銀行にとって、急激な金利上昇が現実的か

こうした視点を、まったく持っていませんでした。

不安をあおる説明だけを真に受け、
冷静に比較・判断する視点を失っていた
これも、大きな誤算でした。

数字で見る後悔|5年間で支払った“220万円の授業料”

ここからは、感覚や印象ではなく、実際の数字で僕の失敗を振り返ります。

僕は住宅ローンの3分の2をフラット35(35年固定金利)で借りました。
金利は、当初5年間の優遇金利で年2.68%です。

フラット35で実際に支払った利息

フラット35部分について、
年2.68%の金利で5年間支払った利息の総額は、約330万円でした。

住宅ローンは「元利均等返済」が一般的で、
僕もこの返済方法を選んでいます。

元利均等返済の場合、
返済初期ほど、毎月の返済額に占める利息の割合が大きくなります。

つまり、

  • 借りた直後の数年間は
  • 元金よりも利息を多く払っている

という状態です。

この仕組みを理解していなかったことも、
後になって大きな後悔につながりました。

もし最初から変動金利を選んでいたら

次に、
同じ借入額を、変動金利で借りていた場合を考えます。

当時、変動金利は下がり続け、
年0.975%まで低下し、その水準が長く続いていました(ほかの銀行の優遇金利はもっと安くて「0.6%」なんてのもありました…)。

この条件で計算すると、
5年間で支払う利息の総額は、約110万円になります。

数字を並べると、結果はこうなる

ここまでの数字を、整理します。

  • フラット35(年2.68%)で5年間に支払った利息
     → 約330万円
  • 変動金利(年0.975%)だった場合の5年間の利息
     → 約110万円

差額は、
約220万円

これが、僕が固定金利を選んだことで支払った
“授業料”でした。

「たった5年」で、これだけ差がついた

重要なのは、
これは35年間の話ではないということです。

あくまで、

  • フラット35を組んでから
  • 変動金利に借り換えるまでの
  • たった5年間の差です。

もし、この状態が10年、15年と続いていたら――
差額は、さらに大きくなっていたでしょう。

銀行にとっては「よいお客さん」だった

借り換えの手続きの際、
僕が「最初から変動金利にしておけばよかったです」とこぼすと、
担当の銀行員は、こう言いました。

「授業料ですね」

この言葉を、今は違う意味で受け取っています。

5年間で330万円の利息を支払った僕は、
銀行にとって“とてもありがたいお客さん”だった
ということです。

もちろん、契約は自己責任です。
誰かを責めるつもりはありません。

ただ、
比較せずに選ぶというのは、これほどの差になる
という事実は、知っておいてほしいと思います。

もし当時に戻れるなら、僕はこうやって住宅ローンを選ぶ

もし時間を巻き戻せるなら、
僕は住宅ローンをまったく同じやり方では選びません。

金利タイプをどうするか以前に、
選び方そのものを変えます。

固定か変動かを「安心感」だけで決めない

当時の僕は、
「固定金利=安心」
「変動金利=怖い」
というイメージだけで判断していました。

でも本来見るべきなのは、

  • 今の金利水準は高いのか、低いのか
  • 金利が上がる前提は、どこまで現実的か
  • 最悪のケースは、自分の家計で耐えられるのか

といった、条件と数字です。

不安になる気持ちは自然ですが、
不安だけで35年のローンを決めてしまうのは、
今思えば、あまりに危うい判断でした。

銀行1行だけで決めない

もうひとつ、絶対にやり直したいのがここです。

僕は、
ディベロッパーに紹介された1行の銀行だけを見て、
そのまま住宅ローンを決めてしまいました。

でも今なら分かります。

住宅ローンは、

  • メガバンク
  • 地方銀行
  • ネット銀行

によって、
金利も、条件も、総支払額も、本当にバラバラです。

「メーンバンクだから」
「大手だから安心そうだから」

こうした理由で決めてしまうと、
選択肢を自分から狭めてしまうことになります。

必ず「同じ条件」で並べて比較する

そして、これが一番大事なポイントです。

もし当時に戻れるなら、
僕は必ずこうします。

  • 固定金利と変動金利を
  • 同じ借入額・同じ期間で
  • 総支払額まで含めて並べて比較する

これをやっていれば、
少なくとも「何となく安心そう」という理由だけで
フラット35を選ぶことはなかったと思います。


正直に言うと、
当時の僕は、この「比較」という作業を完全に怠っていました。

そしてその結果が、
5年間で220万円という差になって返ってきました。

今、住宅ローンを検討している人には、
僕と同じ失敗をしてほしくありません。

だからこそ、
銀行の窓口に行く前に、
一度、第三者の視点で住宅ローンを整理してみてほしい

と思っています。

僕が当時やっていなかった「住宅ローンの比較」

正直に言うと、
当時の僕は住宅ローンをきちんと比較していませんでした。

「固定か変動か」
「どの銀行がいいか」

これを自分ひとりで考えようとして、
結果、視野がかなり狭くなっていたと思います。

あとから知ったのが、
複数の銀行・金利タイプを同条件で並べて比較できる
モゲチェックというサービスが
普通に存在するということでした。

モゲチェックは、

  • 変動金利/固定金利を横並びで比較
  • ネット銀行・メガバンクも一括で見られる
  • 総支払額ベースで「差」が分かる

という点が、
当時の僕に一番足りなかった部分を補ってくれます。

今の金利で「どれくらい差が出るか」だけでも見てほしい

住宅ローンって、
契約する・しない以前に、

「知ってから決めるか」
「知らずに決めるか」

で、結果がまったく変わります。

今の金利条件で、

  • フラット35
  • 変動金利
  • 固定金利(期間選択型)

を並べてみるだけでも、
将来の後悔はかなり減らせるはずです。

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フラット35で失敗してわかった「住宅ローンで一番大事なこと」

ここまで、僕がフラット35(固定金利)を選び、
のちに変動金利へ借り換えるまでの失敗談を書いてきました。

振り返って思うのは、
フラット35そのものが悪かったわけではない、ということです。

問題だったのは――

  • 金利の方向性をほとんど考えていなかった
  • 他の住宅ローンと「比較」しなかった
  • 銀行や営業マンの説明を、そのまま信じてしまった

この3点でした。

固定金利 vs 変動金利に「正解」はない

よく言われるように、

  • 固定金利は安心
  • 変動金利はリスクがある

これは事実です。

でもそれは、あくまで一般論

本当に考えるべきなのは、

  • 今の金利水準
  • 今後の見通し
  • 自分の収入・貯蓄・返済余力
  • 何%まで上がったら耐えられるか

こうした自分固有の条件でした。

それをすっ飛ばして
「固定金利=安全そう」というイメージだけで選んだ結果、
僕は5年間で約220万円の授業料を払うことになりました。

「知らなかった」では済まされない金額差が出る

住宅ローンは、金利が1%違うだけでも、返済期間が数十年にわたるため、後から振り返ると驚くほどの金額差が生まれます。

だからこそ、
選び方を間違えると、差額は数十万では済まない

僕の場合は220万円でしたが、
人によってはそれ以上になることも普通にあり得ます。

それなのに、当時の僕は、

  • 自分の銀行しか見ていない
  • 他行と比べてもいない
  • シミュレーションもしていない

完全に丸腰でした。

いちばんの後悔は「比較しなかったこと」

今ならはっきり言えます。

フラット35を選んだことより、
比較しなかったことの方が、はるかに大きな失敗だった

と。

もし当時、

  • 変動金利1本にした場合
  • 他行の金利水準
  • 借り換えた場合の総支払額

こうした数字を一度でも見ていれば、
同じ選択はしなかったと思います。

これから家を買う人・ローンを組む人へ

これから住宅ローンを選ぶ人には、
僕と同じ失敗をしてほしくありません。

住宅ローンは、
契約する前に比べることだけが、唯一ノーリスクでできる対策です。

金利がどう動くかは、誰にも分かりません。
将来の景気も、政策金利も、個人ではコントロールできません。

でも、
「どんなラインアップがあるのかを知ったうえで決める」
それだけは、自分でジャッジできます。

フラット35が気になっている人。
固定金利の安心感に惹かれるのは、とても自然なことです。

ただ、
それが本当に今の自分の条件に合っているかは、
他の住宅ローンと並べてみないと分かりません。

僕は当時、
紹介された銀行のプランだけを見て、
「まあ、こんなものだろう」と決めてしまいました。

その結果が、
5年間で220万円の差でした。

比較したうえで固定金利を選ぶなら、
それは納得のいく選択です。

でも、
比較しないまま決めるのだけは、本当におすすめしません。

まずは一度、
「今の条件で、どんな住宅ローンが選べるのか」
冷静に見てみてください。

▼ 今の条件で住宅ローンを比較する
(入力は3分程度/借入額が未定でもOK)

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