体験談|1年待てば、住宅ローン減税が160万円→500万円に増えたのに…|35年ローンで新築マンションを買った僕の3つの失敗②

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もくじ

コロコロ変わる住宅ローン減税

2008年、僕は当初価格の16.4%引きになっていた新築マンションを買いました。

でも、もう少し待っていれば、もっと安く買えた…というのが

前回の「失敗①見切り発車でお買い得チャンスを逸する」という記事でした。

今回は、住宅ローン減税の話を書きます。

2008年、福田政権から麻生政権へ

住宅ローン減税は縮小→廃止の流れ

2008年といえば、首相が福田康夫さんから麻生太郎さんに代わった年。

当時の自公政権の方針の一つが「住宅ローン減税の縮小廃止」でした。

住宅ローン減税の上限額や適用期間はコロコロ変わっていました。

1999年の減税幅は、15年で約600万円!

上限額がドカンと引き上げられた1999年は、年間の減税額が最大50万円。適用期間の15年をフルに使うと、累計587万5000円が減税されました。

なんと、1999年に家を買った人は、自動的に600万円近いディスカウントを受けられたのです。

その後は段階的に引き下げ

で、この上限額は、その後10年かけて段階的に引き下げられていきます。適用期間も10年に縮小されました。

内閣府のウェブサイトに、当時の減税幅の変遷のグラフが載っています。 ご参考までに。

過去10年で最も恩恵が薄かった2008年

2008年の減税幅はわずか「年20万円、累計160万円」

僕がマンションを買った2008年には、底を打っていました。

年間の減税額が最大20万円10年間で累計160万円

自民・公明は、2008年入居の人を最後に、住宅ローン減税を廃止するつもりだったのです。

1999年と比べたら、2008年の減税幅はスズメの涙といっていい金額…。

1999年→2008年の減税額の差は…427万5000円!!!

・1999年
 年間50万円 累計587万5000円

・2008年
 年間20万円 累計160万円

その差なんと、427万5000円!

重タウローン減税は「入居した年のルールがずーっと適用」

住宅ローン減税は、入居した年のルールが当人にずーっと適用されます。

つまり僕は、過去10年間で最も恩恵の薄い最大20万円、10年間で累計160万円」という2008年のルールに、2017年までずーっと縛られることを余儀なくされました。

自公政権は住宅ローン減税をなくすつもりだったのだから、僕は「ギリギリセーフ」だったのかというと、そうではありません。

2009年、新政権の大盤振る舞い発動!

衆院選で政権交代|民主党・鳩山政権が誕生

そして2009年。衆院選で改選480議席のうち308議席を獲得した民主党第一党になります。

党首の鳩山由紀夫さんが首相に就き、民主党政権が誕生しました。

新政権は、それまでの自公政権の政策方針をいくつかひっくり返します。

廃止寸前だった住宅ローン減税が大復活!!

年間20万円→年間50万円!
総額は税額は160万円→500万円に

その一つが、住宅ローン減税でした。

住宅ローン減税は1999年以来、徐々に縮小され、風前の灯火でした。

僕がマンションを買った2008年

年間20万円、累計160万円

だった住宅ローン減税がどうなったのかというと…

民主党政権が発足した2009年になると

年間50万円、累計500万円

にまで引き上げられました。

08→09年で減税総額は3.125倍に!


間の悪い僕は340万円損しました

引き上げられた、という表現がふさわしくないほどの振れ幅です。

累計額で見たら3.125倍だもの。

マンションを買うのをあと1年待っていれば、僕に適用される累計減税額は160万円ではなく500万円でした。

愕然としました。

タイミングひとつで、僕は340万円も損をしました。なんとツイていないのでしょうか。

先を読む力があれば、マンション購入を1年待てたかも

いや、これも、僕がもう少しお金のことに目先がきく人間だったら、察知できたのかもしれません。

「次の衆院選政権交代があるかもしれない。もし民主党が勝ったら、好感度を上げるための還元策をやるだろう」

大きな買い物は選挙が終わるまで待つが吉」と。

悔しいです…ひたすら繰り上げ返済に励む

仕方がない。

今からできることの一つは、とにかくローンを早く返すことです。

必死で繰り上げ返済をしました。

繰り上げ返済は、元金の返済に100%充てることができます。

このしくみは別記事で書きましたので、よろしければお読みください…!

2024年から住宅ローン減税は「省エネ基準クリア」が条件に

ちなみに2024年からは、住居が「省エネ基準」を満たしていることが減税の条件となります。

国土交通省のウェブサイトなどをご参照ください。

住宅ローン減税の恩恵は「運と巡り合わせ次第」

政権の方針でコロコロ変わる住宅ローン減税

ここまで僕の「住宅ローン減税でババを引いた」体験談を書いてきました。
住宅ローン減税のメニューや減税額の上限は、時の政権の方針によってコロコロ変わります。
でも、自分が家を買うタイミングはそんなに大きく変えることができません。

だから、住宅ローン減税の恩恵の多寡は気にしすぎてもしょうがない、と思います。

新築物件の購入で一番大事なのは、自分の資金計画を入念に練っておくこと。
これに尽きると思います。

一番大切なのは、住宅資金のシミュレーション

住宅ローンは銀行によって千差万別!

住宅資金をどうするか、は誰もが深く深く悩む問題です。
30、35年のローンを組むといっても、そんな先まで自分の将来がわからない…なんて人も多いはずです。

でも、先の見えない時代だからこそ、住宅ローンの組み方は、しっかりシミュレーションが必要です

住宅ローンのメニューや金利は銀行によって千差万別
自分のメーンバンクで借りるのが最善とは限りません(僕はこれで失敗しました!)。

金利が上がると言われているからこそ、準備が大事

長い低金利の時代は終わり、これから金利は上がるとみられています。
だからこそ、住宅ローンを組む時は入念な準備が大切です。

まず、銀行の住宅ローンのメニューを比較、次に、第三者の立場助言してくれる専門家に相談するのをおすすめします。

僕のように、何も知識がなままローン組むのはやめた方がいいです!
それって、地図がないのに旅に出るようなものなので。

おすすめ事前準備①住宅ローンのメニューを比較する!

住宅ローン選びのよくある悩み

・「一番安い金利の住宅ローンはどれ?」
・「よりお得に借りたい!」
・「メガバンク、地銀、ネット銀行…とても全部は調べきれない!」

これ、住宅ローンを検討する人が誰でも直面する悩みです。

一括比較できる無料サイト「モゲチェック 住宅ローン診断」

まずは、全国の金融機関にどんな金利の住宅ローンがあるのか自分に合ったメニューはあるかを調べることが大切です。
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おすすめ事前準備②FPへの無料相談!

初めての住宅ローン、誰かに相談したい!

・「頭金はいくらあれば安心?」
・「我が家の年収でいくら借りられる?」
・「固定金利と変動金利、いま選ぶならどっち?

住宅ローンに関する疑問は、次から次へと湧いてくるもの。
できればプロのアドバイスがほしい…そんな人も多いのではないでしょうか。

FPに無料で相談できる!「保険チャンネル」


銀行に行く前にファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがオススメです。
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