戦略コンサルタント・山本大平さんの講演を聴く機会があって、著書「仕事を『短くやる』習慣」を読んでみました。
山本大平さんはトヨタのエンジニア、TBSのマーケッターなどを経て独立した人。
この本は、様々な職場での経験から導き出した「仕事を早く仕上げるためのワザ」をまとめた1冊です。
なるほど!と思ったポイントを3つ、備忘録代わりに書き出します。
メールは1行で返す
山本さん曰く、仕事ができる人のメール返信の特徴は、「メールの返信が早い」ではなく
「メールの返信が短い」。
優秀な経営者ほど、この傾向があるそうです。
確かに、メールの返信にかける時間ってバカになりません。
「何か気の利いたこと書かなくちゃ…」「丁寧に書かないと失礼かも…」などとあれこれ考えて時間を取られた経験、死ぬほどあります。
これを思い切って「了解しました」「わかりました」と用件だけで済ませれば、メールの返信にかける時間はグッと短くなるというわけです。
これ、さっそく実践していますが、確かにとってもラクです。
仕事が早い人はまず、70%の出来を目指す
なるほど!と思ったポイントの2つ目は「仕事が早い人は、最初から完璧を求めない」ということ。
仕事が早い人は「考えが7割方まとまったら、すぐに上司のチェックを受ける」ことを徹底しているそうです。
問題があれば「ここはこうしたら?」とアドバイスをもらえるので、早い段階で軌道修正できるのがメリット。
確かに、仕事を抱え込む人は仕上がりが遅いですよね…
これは、この後で書く「報連相」の大切さとも通じます。
仕事ができる人は「報連相を高速で回す」
報連相とは、ほとんどの人がご存知と思いますが、「報告、連絡、相談」のこと。
山本さんは、仕事ができる人について「上司へのマメな確認とコミュニケーションを欠かさないことで、仕事の遅れを回避している」と指摘しています。
「仕事は7割でチェックを受ける」
「迷ったら相談」
「進捗を報告してこのままでいいか確認」
いすれも、問題があれば早めに対処できる状態を常に作っている、ということですね。
報連相の目的は3つ
「報連相の本来の目的」とはなにか?
山本さんは次のように言語化しています。
①仕事の円滑化と効率化
②トラブルやミスの回避
③問題の早期解決
報連相はただのルーティンじゃなくて、仕事に後れを生じさせないための「転ばぬ先の杖」だということですね。
報連相の対極にあるNGパターン「チンゲンサイ」
ちなみに「最もダメなパターン」として紹介されているのが
「チンゲンサイ」。
①沈黙する
②限界まで言わない
③最後まで我慢してしまう
——のごろ合わせだそうです。この本を読んで初めて知りました。
責任感の強い人ほど、陥りそうなやつですね…
困ったら「コマツナ」
チンゲンサイでピンチに陥る前の打開策として紹介されているのが「コマツナ」。
①困ったら
②使える人に
③投げる
の略だそう。確かに、できる人は、周りの人に仕事を任せる(それとなく押し付ける?)のが上手な印象があります。コミュニケーション力が必要ですね。
報連相には「おひたし」で返す
こちらは、部下から報告、連絡、相談を受けた上司の側の心構え。
「おひたし」とは、
①怒らない
②否定しない
③助ける
④指示する
の4つの頭文字をつなげたものです。
まず傾聴する、そして、自分の経験と知識を動員して手を差し伸べる、ということですね。
うん、勉強になります。
「仕事を『短くやる』習慣」の納得ポイントおさらい
この本を読んでなるほど!とうなずいた3点のおさらいです。
①メールは1行で返す
②仕事はまず、70%の仕上がりを目指す(70%の完成度で上司のチェックを受ける)
③報連相を高速で回して、仕事の遅れの種を早めに摘む
文字のコミュニケーションに無駄な手間をかけない、完璧を目指さない、早めにチェックを受けてフィードバックをもらう——いずれも、合理的に考えればもっともなことばかり。
編に背伸びしたり、抱え込んだりしないことが重要ですね。
「こうやらなきゃいけない」という思い込みを排して仕事のやり方を見直すきっかけになる1冊です。
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