酸化とならぶ老化の原因「糖化」
昨今の栄養学では、「糖質の取りすぎ→血糖値の上昇」が肥満の原因であることが常識になりつつあります。
糖質の取りすぎでさらに怖いのが、体の老化を進めてしまうこと。
原因物質は、糖質由来の物質「AGE」です。
AGE(終末糖化産物)とは?→糖質が劣化した体の「焦げ」

AGEは、Advanced Glycation End Productsの略。ブドウ糖がタンパク質や脂質と結合して劣化したもので、日本語では「終末糖化産物」と呼ばれます。
シミやしわの原因もAGE
AGEはタンパク質や脂質を変性させるという「悪さ」をします。
たとえば、皮膚のコラーゲンを変性させて、シミやしわを作ります。
また、AGEが発生すると、それに呼応してマクロファージ(白血球の一種)などの「AGE受容体」が作られ、これによって細胞に炎症が起きます。これがあらゆる病気の原因になっているとも言われています。
いろいろ偉そうに書いてきましたが、僕がAGEについて知ったのはごく最近。
この本を読んで学びました。とってもオススメです。
AGE対策を学ぶなら!牧田善二さん「医者が教える食事術 最強の教科書」
糖質による老化を抑える「抗AGE栄養素」はビタミンB1、ビタミンB6
牧田善二さんの「医者が教える食事術」によると、AGEによる老化を抑える「強い抗AGE力」を誇る栄養素は、ビタミンB1とビタミンB6。
というわけでここからは、ビタミンB1、ビタミンB6が豊富な食材をご紹介していきたいと思います。
まず、ビタミンB1編から。
栄養成分のデータは、文部科学省が公開している「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」を参照しています。
「強い抗AGE力」を誇るビタミンB1たっぷり食材ランキング!
豚肉強し…
栄養成分表でビタミンB1が豊富な食材を調べると、上位20件のうち9件が豚肉でした…!
統計では、「大型種の豚」「中型種の豚」が分類されていて、さらに「焼いた肉」「揚げた肉」「生肉」なども別個に掲載されているため、豚肉がランキングを占拠する事態になっています。
それだけ、豚肉がビタミンB1豊富だということなのでしょう。
参考になるかどうかはともかく、そのまま載せます。
豚肉のほかには、ひまわりの種、けしの実、チアシードといったナッツ類もビタミンB1が豊富です…!
気軽に摂れる食材では、まいたけもいいですね。
| 順位 | 食材名 | ビタミンB1 含有量(mg) |
| 1 | 乾燥パン酵母 | 8.81 |
| 2 | 大根の味噌漬け | 3.7 |
| 3 | 米ぬか | 3.12 |
| 4 | 圧搾したパン酵母 | 2.21 |
| 5 | 焼いた豚ヒレ肉(大型種) | 2.09 |
| 6 | 小麦の胚芽 | 1.82 |
| 7 | ひまわりの種(フライ) | 1.72 |
| 8 | けしの実 | 1.61 |
| 9 | 即席中華めん | 1.46 |
| 10 | 生の豚ヒレ肉(大型種) | 1.32 |
| 11 | ごま(皮をむいたもの) | 1.25 |
| 12 | 乾燥まいたけ | 1.24 |
| 13 | 生の豚ヒレ肉(中型種) | 1.22 |
| 14 | ほしのり | 1.21 |
| 15 | 焼いた豚モモ肉(大型種) | 1.19 |
| 16 | ヒレカツ(大型種) | 1.09 |
| 17 | 生の豚モモ赤肉(中型種) | 1.01 |
| 18 | 生の豚モモ肉(中型種) | 0.98 |
| 19 | チアシード | 0.97 |
| 20 | 生の豚モモ赤肉(大型種) | 0.96 |
| 20 | 生の豚ロース赤肉(中型種) | 0.96 |
ビタミンB1は1日にどれくらい必要?
ちなみにビタミンB1の1日の必要量は、男性が1.4mg、女性が1.1mgです。豚肉を100g食べれば、ほとんど賄えるわけですね。
続いて、「強い抗AGE力」を誇るビタミンB6たっぷり食材ランキング!
続いて、こちらもAGEを抑える効果があるビタミンB6が豊富な食材をご紹介します。
ビタミンB6は腸内細菌の合成によってつくられるので、意識して摂らなくてもそれほど不足しないと言われています。ただ、腸内環境が悪くなると足りなくなりますので、食材から摂るのもおろそかにしない方がよさそうです。
ランキング上位のとうがらし、ガーリックパウダー、バジル、パセリなどは大量に食べるものではないので、ピスタチオやマグロの刺身で効率的にビタミンB6を補給するのがよさそうです。
| 順位 | 食材名 | ビタミンB6 含有量(mg) |
| 1 | 乾燥とうがらし | 3.81 |
| 2 | 米ぬか | 3.27 |
| 3 | ガーリックパウダー | 2.32 |
| 5 | にんにくの芽(油炒め) | 1.80 |
| 6 | 乾燥バジル | 1.75 |
| 7 | にんにくの芽(生) | 1.53 |
| 8 | 乾燥パセリ | 1.47 |
| 9 | パン酵母 | 1.28 |
| 10 | 小麦胚芽 | 1.24 |
| 11 | ピスタチオ | 1.22 |
| 12 | こんにゃく粉 | 1.20 |
| 13 | ひまわりの種 | 1.18 |
| 14 | カブの葉の漬物(塩漬け) | 1.10 |
| 15 | ミナミマグロ赤身 | 1.08 |
| 16 | 干しバナナ | 1.04 |
| 17 | しょうが粉末 | 1.03 |
| 18 | 乾燥マッシュポテト | 1.01 |
| 19 | とうがらし(生) | 1.00 |
| 19 | ミナミマグロ脂身 | 1.00 |
ビタミンB6は1日にどれくらい必要?
ビタミンB6の1日の必要量は、男性が1.4mg、女性が1.2mgです。豚肉を100g食べれば、ほとんど賄えるわけですね。
ビタミンB1、B6を手軽に摂るならサプリメントが楽ちん
この記事では、老化の原因物質AGEを抑えるビタミンB1、ビタミンB6が豊富な食材をご紹介してきました。
とはいえ、日々の食事できちんと栄養管理するのはなかなか大変。
ビタミンB1、B6が手軽に摂れるサプリをご紹介します。
ディアナチュラ「ビタミンB群」
アサヒグループ食品のディアナチュラ「ビタミンB群」は、1回1粒でビタミンB1が30mg、ビタミンB6が30mg摂取できます。1日の必要量を考えると、鬼盛りですね。
60日分で400円ほど。リーズナブルなのでおススメです…!
他のビタミンもまとめて摂るなら「マルチビタミン」
サプリメントを何種類も摂るのは面倒…という人は、マルチビタミンが済ませるのがいいと思います。
お買い得なのが、ディアナチュラの「マルチビタミン」。1回1粒でビタミンB1が1.2mg、ビタミンB6が1.3mg摂取できます。1日の必要量は充分まかなえますね。90日分で900円ほど。
1日あたり10円。コスパ高いです。
マルチビタミンはいろんな商品があるので、いろいろ試してみるのも一手。お気に入りが見つかりますように!
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